初代 フォレスター 誕生！

初代フォレスターが誕生したのは、1997年2月のことです。

ただスバルのニュースリリースとして、1997年が残っていないようで、発売当初の記事などが見当たりません。

カーセンサーによると…

デビュー当初は最高出力250psの水平対向4気筒DOHCターボエンジン搭載車しかラインナップされてなく、インプレッサWRX級のSUVと騒がれたものだった。

4WDシステムはスバル独自のシンメトリー4WDで、5MT車にはビスカスLSD式センターデフ方式を、4AT車にはアクティブトルクスプリット方式をそれぞれ採用した。

ミドルサイズのSUVにしては低い全高と、200mmという十分なロードクリアランス、そしてワイドな車幅とブリスターフェンダーなど、そのシルエットは独特であった。
(1997.2)

と書かれています。

フォレスターの基本

スペックやグレード展開など分かった範囲で紹介。

エンジン

発売当初は、水平方向4気筒DOHC 2.0Lターボのみ。

最高出力は、250ps

最大トルクは、31.2kg・m/4000rpm

その後、2.0LのNAモデルが追加されています。

最高出力は、135ps

最大トルクは、18.5kg・m/4000rpm

トランスミッション

5MTと4ATの設定。

駆動方式

AWD(4WD)のみ。

グレード構成

ターボモデルが、「C/tb」「S/tb」「T/tb」

NAモデルが、「C/20」

平成10/1998年１月12日に、「C/20」をベースとした特別仕様車「S/20」が追加に。

「フォグランプ」「スポークタイプアルミホイール」「マフラーカッター」などを標準装備！

インテリアには、「ＭＯＭＯ製本革巻ステアリング」「本革巻ＡＴセレクトレバー（ＭＴシフトノブ）」「本革巻ハンドブレーキレバー」など…。

詳細は、↓

スバル フォレスター「Ｓ/20」を発売

一部改良

平成10/1998年9月7日に、一度目の一部改良を実施！

2.5Ｌ ＮＡ（自然吸気）エンジンを搭載したモデル「Ｔ/25」が追加され、エンジンのラインナップが拡充。

全車に、低中速トルクを重視し、燃費性能向上を目指した新開発BOXER PHASE II エンジンを採用。

ターボエンジンでは、最高出力が250PSから240PSへと10PSダウンするも、最大トルクは31.2kg・m/4000rpmから31.5kg・m/4000rpmへと0.3kg・mの向上が図られています。

2.0LのNAエンジンでは、最高出力が135psから137psへ2馬力アップ！最大トルクは、18.5kg・m/4000rpmから19.0kg・m/3600rpmへと低速域でより力強くなっています。

詳細は、↓

スバル フォレスターを一部改良
あわせて2.5ＬＮＡエンジン搭載車「Ｔ/25」を発売

特別仕様車

平成10/1998年11月27日に、特別仕様車「S/20 Limited」が設定されました。

スポーティかつ充実した装備の「S/20」をベースに、「ケンウッド製インテグレーテッド・サウンドシステム」「フロントキャプテンシート（AT車）」「フロントＵＶカットガラス」などを追加装備！

詳細は、↓

特別仕様車 スバル フォレスター「S/20 Limited」を発売